一般社団法人 全国中小建設工事業団体連合会
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会長挨拶

会員サポート体制の充実に邁進

会長 上田 禎昭

 全中連は、中小建設事業者の経営支援を図るとともに健全な発展に寄与することを目的に設立され、会員の皆様とともに中小建設事業者の地位向上と建設技能者の待遇改善を図る事業に鋭意取り組んでいるところでございます。

 戦後の1950年代前半から70年代前半の高度経済成長期、特に東京オリンピック開催前後となる60年代に集中的に整備されたインフラや建築物の老朽化が全国的な課題として表面化しています。
 このような状況の中、建設業界における技能労働者の高齢化や人材不足が加速しており、作業従事者の不足による工事の停滞が懸念されています。
 この問題を解決するためには後継技能者の確保と育成が必須であり、これらを補う外国人就労者の受入が加速しています。27年度に育成就労制度が施行されると既存の特定技能制度と一体的に運用されることで、中長期のキャリア形成を促す流れとなり、外国人材は建設業の重要な担い手として必要性が増すことから、キャリアアップしつつ働きやすい環境に整備することが重要になっています。

 建設業の未来において、次の10年を見据えた戦略は技術革新の加速によるデジタル化と自動化の進展であり、効率性と安全性の向上です。持続可能性が重要視され、環境に配慮した資材やエネルギー効率の高い建築が求められるとともに人材不足に対処するため、スキルアップと多様な人材の確保と活用が不可欠です。
 建設業は今後10年もその先も必須産業であり続けます。そのため全中連では、会員の皆様に迅速な情報の提供に努めますとともに、外国人受入支援事業等を通じて会員サポート体制の一層の強化に邁進する所存です。